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Tue.

コクリコ坂から

kokuriko_.jpg




コクリコ坂から



原作は、少女マンガだってさ。
なぜコレなんですかねぇ??

宮崎駿の息子、宮崎吾郎監督2作目です。
宮崎駿曰く
「2作目が勝負だぞ!コレでだめならやめろ!」
って言ってた。

それなのに、企画と脚本を宮崎駿が担当してます。
どうやら、原作を過去の横浜にして、企画したようです。

どういう企み?

なんか、ウラがありそうなんで、観てきました。(笑)



冒頭は
目が覚める女子高生。
隣で寝ている妹は、まだ起きない。
階段を降り、台所へ
昨晩から準備してあった、おかまに火を入れ、朝食の準備にとりかかった。
一段落して、2枚の旗をかかえ、庭に出てきた。
そして、かかげた。
再び朝食の準備をしていると、同居人たちが起きてくる。
「おはよー」
「おはよー」
彼女の妹、同居人、お婆ちゃん揃ったところで、「いただきます」。
みんなの食事を片付けてから、学校へ出発した。
そして、海に浮かぶタグボートでは、さっき彼女があげた旗と、もうひとつ足して3枚の旗を掲げていた。
そのタグボートが港に着くと、学生服を着た男子学生が、自転車とともに降ろされる。
彼は、自転車にまたがり、学校に向かった。


一言で表すと”ノスタルジック青春学園メロドラマ”ってとこ。



まずはこの映画、子供に見せる映画ではない。
子供に見せたくないとか言う意味ではないですよ。
きっと、子供が見ても、男女の好きとか嫌いとかはわかるけど、それ以外はちんぷんかんぷんだよ。
学生運動とか、異母兄妹とか、戦後のゴタゴタとかって、子供に見せてどうすんの?
ノスタルジーってだけなら、「昔の生活って、こんなんだったんだよ。」って子供に説明するのはいいんだよね。(トトロのときはそんな感じだった。)
でも「学生運動って、こうなんだよ。」とか「異母兄弟って、こうなんだよ。」とか、「戦後のゴタゴタとかって、こうなんだよ。」とかを子供に説明したくて、子供を映画に連れて行く人いる?



で、強く訴えてきたのは”ノスタルジー”って要素。
それも、”昔は良かったわぁ”って想い。
もちろんそういったシチュエーションだと、過去も今も変わらない人の気持ちってのも、テーマになってますが…。(ありがちなパターンですね。)


”昔は良かったわぁ”って気持ちについて。
昔子供の頃、大人たちは「昔は良かったなあ!」ってしみじみ言ってた。
で、今になって周りを見回すと「昔は良かったなあ!」って言ってる、同世代の人が大勢いる。
その気持ちって、なんなんだろうね?

じゃ、今とか未来とかってのは、ドンドン悪くなっていく一方?

この映画見て、曖昧であること、早急でないこと、つまり日々の生活が丸みがあるってことが居心地が良いっていうのは感じましたけど…。


でもね、それだけって感じ…。
しかも、この要素って、後から足したみたいですからねぇ……。
じゃ、この原作である理由ってのが、全然伝ってこない。
ただの、青春学園メロドラマじゃん。


演出面では、ちっともドキドキしない。
そうさせようとしてるのはわかるけど、ちっともそう感じないところは、多数ありました。

ちょっと前に、是枝監督の「奇跡」って映画の時に書いたけど、こういう波の低い物語は、その小さな波の前は、静寂があってこそなんだけど、変な所で、的外れの波を起こすおかげで、実際そう感じて欲しいんだろうという所では、ちっともそう感じないという残念な結果。

良い意味でも悪い意味でも、ドキドキさせない映画は、映画じゃない!

それと、この監督の不親切さが、苛立たせる!
大した事でも無いのに、わざと語らなかったりするのが、「お前何様だよ!」的に腹立たしい。
この人、宮崎駿の息子じゃなかったら、なんでも無い人でしょ。
ジブリブランドじゃなかったら、こんな映画だれも評価もしてくれないでしょ。
あのジブリっぽい、宮崎駿っぽいデザインのキャラクターじゃなきゃ、見向きもされないでしょ。
それだけ強力な武器が揃っているのに、ちっとも有効に使えていない。
監督の幼さを感じます。

あと、アニメのこと良くわかんないけど、絵が雑。
背景はすごく綺麗で良いんだけど、実際動いているほうの画のクオリティが低く感じました。

声は、長澤まさみと風吹ジュンはギリギリセーフ!
それ以外の主要キャラはアウト!!



さて、今回の評価ですが


300円です。


ジブリブランドの崩壊を、あらためて認識させられました。
作品によって、クオリティにかなりばらつきがあります。

宮崎駿は、どうしてこんな物語を企画したんでしょう?
宮崎吾郎への挑戦状であり、引導だったんじゃないの?って感じます。
こんな作品になってしまった以上、この物語の本質は、宮崎駿の頭の中にのみ、存在しているのかもしれません。

親子喧嘩で、金取るのはやめてください!

基礎ができてない人が、自分なりの”へ理屈”と”勘違いしてるセンス”だけで完成させた、浅い浅い作品。
それに、この人は、客を楽しませようという気持ちは無いね。
自分がどう思われたい!ってのが先にある。
サービス精神の無い監督。
基礎の基礎から学び直すか、ジブリから飛び出すか、もうやめた方がいいと思う。


でも、宮崎駿には、まだ期待してしまいます。
彼のセンス、サービス精神には、まだまだ余力があると思ってます。
子供から大人まで楽しめる、ワクワクドキドキするような映画が観たいです。




駿さん!なぜコレなんですか???……。




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19:37 | 邦画(劇場) | edit | page top↑
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