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Tue.

はやぶさ/HAYABUSA

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はやぶさ/HAYABUSA



去年の6月に、奇跡の生還を果たした、小惑星探査機”はやぶさ”の物語です。
この物語に関しては、3本の映画が製作されていて、まずはその一発目が本作。
20世紀FOX製作で、主演は、竹内結子です。

で、残りは
来年3月公開予定の「おかえり、はやぶさ」松竹
主演は藤原竜也

来年2月公開予定の「はやぶさ 遥かなる帰還」東映
主演は渡辺謙
です。

おんなじ素材が、それぞれの作品で、どう違った印象を与えるのかが、すごく楽しみです。
監督の腕の見せ所でしょうね。

しかし、やっぱり1発目は有利です。
みんなニュースの情報ぐらいしか知らなくて、見に行くわけですから、起こる出来事すべて、新鮮に感じることが出来るでしょう。


冒頭は
夜空を見上げている女性。
あたりは、一面何もない荒野のようだ。
場面変わって、
ホールでのイベント。
壇上には的場泰弘(=西田敏行)。
日本のロケット開発の歴史、今後おこなわれる”サンプルリターン”についての解説をしていた。
客はまばらで、みんなつまらなそうに聞いていた。
そんな中、ひとり熱心に話を聞き、メモを取る女性がいた。
先ほど、夜空を見上げていたのと、同じ女性だ。
講演が終わり、イベントスタッフに囲まれている的場。

ス「もうちょっと、入ると思ったんですけどねぇ……。」

的「あーいやいや、大丈夫、大丈夫。」

そんな的場の元へ、先ほどの女性が寄ってきた。
今回の感想や、疑問点、自分の経歴、などを熱心に早口で、話しかけた。
専門用語を、ベラベラベラベラ…。

的「…で、あなたは今どこで働いてるの?」

女「神田の○○書店ていう古本屋です。」

的「そうなんだぁ、」

女「それじゃ失礼します。」

アパートに帰った女性。
”頭脳パン”なるものをくわえながら、実家に電話する。

女「論文仕上がってないから、今度も帰れないよ。」

次の日
古本屋で、ハタキをかけている女性。

プルルル、プルルル、プルルル、プルルル、。

そのとき、店の電話が鳴った……。



正直、映画として、物語としては、薄っぺらな感じがするし、見た目も非常に安っぽく見えました。
しかし、教育的な、見方をすると、たくさんの情報を見やすく伝えるという点では、まあまあな作品だったんじゃないでしょうか。
好奇心、知る喜びみたいなものは、フツーに満たされます。

プラネタリウムとか、公民館とか、視聴覚室とか、というような、文部科学省の管轄で、流される匂いがします。
いや逆にむしろ、いっそのこと、もっともっと、そうしてくれたほうが、まだ良かったとも感じます。
変に中途半端な、女性の成長記みたいなドラマは、必要無いと感じました。



この映画は、3つのパートに分かれていると思います。

1、竹内結子演じる、科学者の卵、水沢恵の個人的なドラマ。
2、彼女が見て携わった、はやぶさプロジェクトのドキュメンタリー。
3、小惑星探査機”はやぶさ”の、実際は数値でしか把握できていなかったものを、実映像化し、擬人化させた物語。


2の部分は、映画らしいドラマ性はあまり感じませんでした。
あくまでも、彼女の見た目な感じ。
しかし、はやぶさのプロジェクトにかかわった人々の情熱、努力、知恵、チームワーク、苦悩、等はある程度は伝わってきました。


そして、3の出来は良かったと思う
”はやぶさ”と言う機械であるにもかかわらず、孤独な旅を続け、最後は灰となることに、せつなさを感じましたし、映像的にも、綺麗だったと思います。


しかし、1は全然いただけない。
非常に特殊な世界の物語ですので、広く観客に理解してもらえるようにするために、科学者の卵である竹内にストーリーテリングの役目をさせたかったのは分かるんですが、そちらの物語自体は、あんまり深く掘り下げる必要は無かった気がします。
(掘り下げるというより、中途半端に盛ってきた感じですね。)
おかげで、随分こじんまりしてしまいましたし、映画である意味は、あんまり感じませんでした。
ドキュメンタリー番組を観たとしても、同じ感想を語れると思います。
存在価値を、なんとか与えようとした、苦肉の策だろうが、完全に足を引っ張ってしまっていました。


つまり、3の部分以外は、中途半端な感じがしました



実際は、もっともっと、素晴らしい話で、もっともっと、感動出来うる話のような気がします。
それを生かしきれずも、元素材の良さのおかげで、なんとかこの程度のクオリティを維持できた感じです。
この映画で、監督としての手柄は、ほとんどないですね。

監督は、かなりサボった感じなのかなぁ。
お金の問題?
やる気の問題?
素材は、普通に作ったって、ある程度高く評価されそうなものなのに、この安っぽさ、こじんまり感、なぜこの女性の成長をメインに持ってきて、はやぶさの偉業をからめて伝えようとしたのか?
そんなコンセプトからして、うーん?な感じでした。


テレビで、タレントに料理をさせる番組あるでしょ。
その時に、こんな高級な食材(はやぶさプロジェクト)を沢山用意しましたよ!って事あるでしょ。
あれで、たいした技術も無く、適当に作ったら、意外とうまいとか、まずくないとか、言うことあるよね。
当たり前の事だけど、素材がいいから、よっぽど変な事しない限り、ある程度美味しくなるんだよね。
そんな感じのクオリティの映画でした。

もっと、プロの料理人達(監督)が、素材のクオリティ+αで、見せてくれるのを期待します。


さて、今回の評価ですが


1000円です。


はやぶさの映画は、あと2作あります。
監督が違うと、同じドラマで、こうも違うものかと、きっと認識させてくれると思います。


ある意味、残りの2作が、とても楽しみになりました。
でも、コレ以降の作品は、この事実の感動をわかって、観ることになるので、結構厳しいかもしれませんね。



あっ、全然知りませんでしたけど、最初の講演のシーンで西田敏之演じる先生が教えてくれた、電気式のイオンエンジンは、すごく興味深かった。
限られた資金の中で、電気式(太陽により電池を充電しながらすすむ)を採用。
限られた資金のため重量も制限されてしまっているために、燃料も多く積み込むことが出来ないので、開発されたエンジンみたいです。
鼻息に劣るほどの加速しか発生しないが、無重力の空間で、摩擦もない状況の中、その加速を延々と与え続ける事によって、ものすごいスピードまで到達するらしいです。
すごいね。




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