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Fri.

マネーボール

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マネーボール



2003年に出版された「マネー・ボール」。
貧乏球団のGM(ゼネラルマネージャー)が、金持ち球団に勝つために見出した、新しい価値観を綴った、ビジネス書のような本です。

そんな本が映画になるの?

監督は「カポーティ」のベネット・ミラー。
脚本は「ブラックホーク・ダウン」のスティーヴン・ザイリアンと「ソーシャル・ネットワーク 」のアーロン・ソーキンが担当しています。(あの本からどんな物語にしてくれるのか楽しみです。)
本作の主人公、オークランドアスレチックスのGM、ビリー・ビーンにはブラッド・ピット。
現在も本人は活躍しており、松井も彼が獲得しました。
ところで、松井は来年どうなるんだろう??


みんな知ってるかもしれないけど、知らない人のために、そのときのアスレチックスがどうだったとかは、詳しく書かないでおきますね。



さて冒頭は、
2001年
ワールドシリーズ1歩手前の、アスレチックスVSヤンキース戦。
ハンディラジオを持って、落ち着かない様子の男。
ちょっと聞いては消す、でもしばらくすると我慢できなくなって聞いてみるが、すぐ消す。
そんなことを、繰り返すうち、結果が出た。
オークランドアスレチックスは、惜しくもワールドシリーズ出場を逃してしまう。
そのシーズンオフ。
アスレチックスから、主力3人がチームを離れていってしまった。
その穴を埋めるべく、新しい選手の獲得のための資金の捻出のため、オーナーの元を訪れるが…。



「俺達は金持ち球団のための選手育成工場か!」

そんな思いから、全てが始まります。
もともと、貧乏な球団が、金持球団に、一泡吹かせてやろうってんだから、気持ち良いはずですね。
しかも、耐えて耐えて耐えて、最後に花開くという、定番カタルシス。
これ以上ないという定番で、気持ちいい流れに、上品な画作り、魅力的なキャラクターに、情熱的な演技、
どれをとっても、申し分ない作品でした。
さらに、個人的には、野球という要素が、それに拍車をかけてます。


チームを好きすぎて、試合を見れないってのは、ファン心理としてものすごく共感できた。
昔、自分がテレビを見た瞬間から、大差で勝っていたチームが、急に打たれ始め、あっという間に追いつかれ、最後、逆転のホームランを打たれたことが、ありました
もうショックで、俺がテレビみると、チームが負けちゃうって思い込み、ラジオのみで、そのシーズン応援してたことがありました。
チームは、その年の日本シリーズに出場し、優勝が決まる直前まで我慢したんだけど、最後の最後、テレビを見てしまいました。
しかし、チームは見事勝つことができました。
その瞬間まで、テレビを見るのが怖くて怖くてしょうがなかった。
そんな事を、思い出させてもらいました。
野球好きじゃない人からしたら、ばかじゃんて思われるかもしれないけど、真剣にそう思う時があるんだよね。

このブラピ演じるGMが、いかにチームを愛しているかが、そんなところからも、ひしひし伝わってきます。

物語の根本は、費用対効果ですね。
今回言う効果とは、勝利を導き出すための要素を、根本的に見直した時に、浮かび上がる、みんな気づいていない価値のことです。
ですから、これは何も、野球界に限ったことでは、もちろんありません。
そう言った意味でも、自分の周りにあるもののうち、まだ価値が認められてないものを、見つけ出す事の重要性。
そんな風に見てもらえれば、野球に興味のない人も、楽しめるんじゃないかなあ。
過小評価されているモノに、スポットをあてる。
ビジネスの基本でしょうが、伝統と実績と格式等で、凝り固まった野球界には、さすがに簡単には受け入れられなかったのも納得です。

そんな新しい価値観を、大きく取り上げ実践した、GM役のブラピが最高です。
先週のショーンペンに続き、こないだのアホ映画は、なかったことにしましょう。
かなり激しい性格で、周りを振り回したりするものの、過去のトラウマに引きずられているというキャラ。
哀愁漂う、孤独な彼の表情と背中は、ものすごーく魅力的でした。
とにかく、今回のブラピの演技は、何もかも絶妙!!


そして、そのGMに、その価値観を与えるきっかけとなった、別球団の社員を演じた、ジョナ・ヒルが、また最高です。
どこか自信なさげな彼ですが、実は芯の通った強い男です。
自分の考えを見出されブラピに引き抜かれ、GMすらゆれそうになるのを、強く引きとめようとします。
最後GMに見せた、”おかわり君みたいな選手”のVTRが、まためちゃいい!
”だから野球は面白い”って言葉がピッタリ!!


まるで、この年のアスレチックの活躍は、1つの試合を見ているようです!
7回の裏の攻撃から、猛打爆発!
一気に点差をなくし、しまいには……。


とにかく中だるみせず、テンポ良く進みます。
わざと、焦らしてるとこはあるけどね。
最後の最後まで”現実”の面白さがあります。
”事実は小説よりも奇なり”といえば、それまでなんだけど、これは、監督やスタッフたちの、センスの良さと、努力の賜物だと感じます。

同じものを、他のスタッフが撮っても、これ程良くは、なってないでしょう。


さて今回の評価ですがMAXの


1800円です。


すごい!
あの本を、こんなドラマにしてくれた監督は、すばらしい!
野球の醍醐味、映画の醍醐味、それぞれの味が、バランスよくまざって、最高の一皿になりました。


自分の信じたものを貫き通し、それにより得た栄光こそが、彼を最高に満足させる。
これこそ男の仕事!!

オススメです!



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17:30 | 洋画(劇場) | edit | page top↑
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