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Tue.

悪人

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悪人


寂しさが渦を巻いている。

とにかく誰かと一緒にいたい。

自分を受け入れてくれる誰かと…。

募りに募った寂しさは愛と肌でいやされる?

↑は深津絵里が前半、劇中で「ううん、怒ってるんじゃないの。ただびっくりしただけ。」と、取り繕う笑顔で言った場面を見たときに私が感じたメッセージ。

本作はよく耳にする出会い系殺人事件だ。
殺人犯が妻夫木聡、被害者が満島ひかり、殺人犯の祖母が樹木希林、被害者の父が柄本明。
もしワイドショーで同様な事件が放送されたら目にする登場人物だ。
そして殺人者と一緒に逃亡する女が深津絵里、被害者が交際を夢見てる男を岡田将生。
ストーリーはまったく想像通り。
驚くような展開はほとんどない。

人は人を知れば知るほど同情してしまう。
自分の中に少なからず同じ気持ちがあるからだろう。

他人の肉体を傷つけた者は罰を受ける。
しかし他人の心を傷つけた者は罰せられない。

母に捨てられ、祖母に育てられ、今は田舎の漁港に暮らし、親戚の解体業を手伝いながら、祖父の介護に明け暮れる。
ただ生きてるだけの毎日。身動きできない閉塞感。
妻夫木聡演じる清水祐一は犯行直前、被害者にひどく心を傷つけられてしまう。
”罰せられない罪”により傷つけられた清水祐一は罰せられる罪を犯してしまう。

この映画では大小の”罰せられない罪”を犯す人間がたくさん出てくる。
殺人犯の祖母、殺人犯の母親、殺人者と一緒に逃亡する女、被害者が交際を夢見てる男、そして被害者。

昨日見たばかりで頭の中でまとまっていない部分もあるけど、この映画のテーマに対して、今思う率直な思いを書いてみました。

技術的な面では
役者たちそれぞれがすばらしすぎる演技をしていたと思う。
冒頭に書いた深津絵里の演技に対して、あそこまでのメッセージを感じることが出来たのは自分でも驚いた。
今作ではじめて柄本明という役者の奥深さを感じた。
樹木希林の丸まった背中の演技もすばらしい。
満島ひかりはかわいさ、憎たらしさ、純粋さ、完璧に演じていた。
岡田将生はとにかく憎たらしかった。


そして妻夫木聡。
生きてるけど生きてない人間をしっかり演じてた。

もう僕は大丈夫

この気持ちを知った僕は生きて行ける。

大切な人を大切に思うだけでこんなにも清々しく幸せな気持ちになれるんだ。

ありがとう

↑ラストカットの複雑な表情からこんなメッセージを感じました。




というわけで今回の評価はMAXの


1800円です。


このキャスト達の熱演を是非映画館で見て下さい。
今年は邦画当たり年かも。


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22:05 | 邦画(劇場) | edit | page top↑
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