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Tue.

127時間

127Hours.jpg




127時間



これ、すっかり忘れてましたね。
アカデミー賞に、ノミネートされてました。
スミマセン。

まだ本作含めて、2作未見でした。
ゴメンナサイ。


「スラムドッグ$ミリオネア」(←コレは最高に面白かったぁ!)のダニーボイル監督の本作です。
私自身は、ダニー・ボイルって監督の印象は、いい時は抜群にいいけど、たいしたことないのも結構あるなあって感じです。

これはどうでしょうね。

本作は、実在する登山家アーロン・ラルストンに実際起こった事故を、映画化しています。
世界的にも、結構有名なニュースだったんで、ご存知の方も多いと想います。

ちなみに、もしこのニュースを知らなければ、知らないまま見に行ったほうがいいですよ。


冒頭は
マンションの一室。
外は暗い。
電話のベルがなるが受話器を取らず、男は、何かの準備をしている。
登山?
留守電に変わり、メッセージが聞こえてくる
女性の声だ。
電話の相手は、妹のようだ。
今日は、金曜日の夜。
車に乗り、出発する。
夜のハイウェイを飛ばす。
向かう先は、ブルー・ジョン・キャニオン。
夜のうちに到着し、車を止め、車内で仮眠をとる。
夜が明け、
早速スタート。
マウンテンバイクを、こぎ始めた。
岩と砂だらけの土地を疾走する。
坂に差し掛かると、自転車を置き、歩き始めた。
その時、女性の声が聞こえてきた。
ふと下の道を見ると、二人の若い女性が、道に迷っているようだった。
上から声をかけた。
軽快な足取りで、急な崖を降りて行いった…。


岩と砂の世界で、トレッキング?登山?を楽しむ、うぬぼれてて若干チャラ男が、岩に腕を挟まれて、動けなくなってしまった話。

127時間=5日間+7時間、岩に挟まり続けた男が、一体何を考えていたのか?
そしてそれが、どう移り変わって行ったのか?
をギューッと94分に凝縮しており、非常に濃く、無駄のない内容です。
単純な物語と、代わりばえのしない風景を94分も見せられてるのに、全然目が離せないってのは驚きです。
これほど退屈な画でありながら、この躍動感、スリルはなんでしょう?!
彼の記憶と幻覚が映像化されます。
それを見て、観客が彼の心の内側を感じる。
そして、これらをセリフで語るような、野暮なことはしない。
なぜ彼がそうするのか?なぜそう語るのか?
それを、しっかり感じさせてくれる(リアルな心理描写が出来てる)いい映画だ。
ダニー・ボイル監督、ホントすげー!
ドキュメンタリーではありません。
映画らしい映画ですよ。


岩にはさまれながら、生命の危機を感じ、過去の記憶がよみがえってくる、走馬灯のように…。
その過去を、悔やみ今ココにいる自分を呪う。
しかし、薄れ行く意識の中で、彼に奇跡が起こる。
「幻覚」を見ることが出来たのだ。
物語上で正確に言えば「未来」。
「未来」に「希望」を見つけ、恐ろしいまでの生きる力と、勇気を貰う。
生きたい 諦めたくない!と思わせたのは、希望なんですね。

この過去と現在と未来の関係を見せられて、今震災で苦しい思いをされている方々の顔が浮かんできました。
そんな方々に未来を見てもらえる、希望を感じてもらえる、ような日本であって欲しいです。
それがあれば、人間はとてつもなく強くいられると、この映画は訴えてきました。


そして最後、衝撃のラストが待ち構えます。
海外での試写会では、失神者も出たとか…。
確かに”アノ音”は、今でも耳に残っちゃってます。(笑)


主演のジェームズ・フランコは、今までどの映画に出てた時よりカッコイイッ!
そして、ほとんど一人芝居状態なんだけど、完璧にこなしてました。
この人が、こんなに魅力あるなんて知りませんでした。



以下ネタばれしちゃうんで、先に評価を書いておきますね。


MAXの1800円です。


誰にでもというわけにはいきませんが、おススメの映画です。
魅力あふれる演技。
完璧な演出、脚本、音楽、どれをとっても素晴らしかった。
これこそ、映画らしい映画でした。


観てない人は、こっから下は見ちゃだめ!






















ココからネタバレ。


最後の腕切断のシーンについて。


腕に流れ込む血液を止め、麻痺させてるとはいえ、切れないナイフで、腕を切断しているアノシーンは、ホント強烈でしたね。
賛否両論あるようですね。

私が思ったのは、まずは自分の体と心を理解し、人間て生物が生きているという事を、あらためて感じました。

自分には血が流れている、そして皮膚があり、その下には脂肪があり、筋肉があり、腱があり、血管があり、神経があり、骨があるって事。

うぬぼれて自分ひとりで生きてきたように感じていた彼の今までの人生は間違いであったと認める事。
そのように自分を知れば、他人を知ることになるって事。


いつもだれかがやってくれてるのだ。
例えば、肉を食べれるのは、誰かが動物を殺して、調理しやすい大きさに切ってくれている。
病気になれば、誰かが自分の体にメスをいれてくれる。
それを「ぐろい!」って一言で済ませられないよね。
当たり前じゃん。
目を背けてるだけで、生きてるってそういう事だよね。
それを自分自身でやっただけでしょ。

生きようとするが故に本能に支配され、グロクなるさまは、力強い生命力を感じました。

生きること、死ぬこと、そして生き抜くこと、めをそむけたくなるようなグロさこそ、命の重みと感じました。



PS
このブログ初めて1年たちました。
あきっぽい私が、ココまで続けてこれたのは、皆様方が見に来てくださったおかげです。
あらためまして、ありがとうございました。
そして、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。




読み終わった方へ、
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