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Fri.

星守る犬

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星守る犬



うちにも犬がおります。
本作のセリフでも語られてますが、犬っていつも”待ってる”んですよねぇ。
夜遅く帰って、家族は寝てても、ちゃんと「おかえりなさい!まってたよ!」って言ってくれるんですよねぇ。

私→犬へ「いつも、ありがとね!」



”星守る犬”とは?
高望みをするとか、かなわぬ夢を見続けるとか、そんな意味みたい。
犬が夜空を見つめ、ワンワンと吠えている様から来たようです。
私がもしその光景を見たら、”そんなつもりになって勘違いしてる ”って意味にしちゃうかも。(笑)


原作は漫画で、「ナマケモノが見てた」(←ギャグ漫画、昔読んでました)の村上たかし。
「星守る犬」は未読です。


冒頭は
少年の語りから始まる。
自分が9歳の頃、夏クロールが泳げるようになった頃、父親と母親を交通事故で同時に失ってしまったという。
そして、少年は祖父母の家で暮らすことになった。
一緒に暮らすようになってすぐに、祖母の体調が悪くなり寝たきりになってしまっていた。
少年は寂しさを紛らすため、毎日図書館に通い、かたっぱしから本を読み漁っていた。
そんなある日。
二階にいた少年の耳に階下から妙な音が聞こえてきた。

「ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!」

あわてて階段を降り音のするほうに向かうと祖母が寝ているへやだった。
そこには大きな金槌で壁を壊している祖父が居た。

少年「どうしたのっ!」

祖父「この壁壊して外にテラス作ろうと思ってるんだ。」

少年「えっ!だめだよ!」

祖母「いいんだよ。おばあちゃんのためにやってくれてるんだよ。」

それからしばらくして祖母も亡くなってしまった。
2人で暮らすことになってすぐ祖父は黒い子犬を連れてきた。
喜ぶ少年。
場面は変わる。
成長した少年は、今もあの家で一人で暮らしていた。

今も本の虫で、市役所に勤めている彼の名は奥津京介(=玉山鉄二)。


その後は、この奥津京介が、お父さん(=西田敏行)と犬の旅路を、解き明かして行きます。(奥津京介の父親じゃないよ。西田敏行のこの役には、名前が無いので、ただの”お父さん”。)


ホント、こういう風に作りたかったのかなあ。
「犬と2人(1人と1匹)で愛し愛され幸せだった」とセリフで語られますが、そんなの全然伝わって来ない。
何でだろう?
原作では犬がしゃべるみたい。
それが無い分、犬の表情や動きで見せなきゃいけないんだけど、やっぱり無理でしたね。

お父さんが亡くなってからの犬の演技と、それまで一緒にいるときの演技のこだわり度合いが、違う感じがした。
っていうか、それ自体をあきらめてる感じがした。

いっそのこと、犬しゃべっちゃえばよかったのに…。(マルモのムックみたいに。)


物語は確かに、涙はこぼれそうになりましたよ。
でもそれは”犬のかわいそうな状況と、けなげさ”に対してのみ。(お約束の演出!)
この物語の本筋では、心動かされませんでした。

あっ、あと、お父さんの最後の最後。
笑顔で亡くなった方が、よかったんじゃない?!
その辺も”幸せだった”って、いまいち感じさせない原因?!


主要登場人物が、みんな孤独です。
特に、漫画には出てこない女の子(=川島海荷)は、母親が再婚したが、新しい父親とうまくいかず、家庭で孤立しているという立場で、奥津京介と旅をするんですが、その孤独感と、”お父さんが孤独だったけど犬とは心が通じていた”ということが、どうしてもしっくりかみ合わない。

”お父さんは、犬とは心が通じていた”ということが、彼女の再出発に、
1、反面教師に写ったのか?
2、それとも、見習おうと思ったのか?
3、それとも、ただ切ない話を聞かされて寂しくなって、家族に会いたいと思ったのか?(←コレだと思うけどね)

もし3つ目だとすれば、それこそ観客が感じればいいものであって、出ている人が導く必要なんて、まるで無い感じ。
意味の無い脚本であり、意味の無い演出。
そんなことやる時間があったら、それぞれ大人たちのやり場の無い孤独感を、”お父さんと犬”と触れ合ってどう変わっていったかというのを、もっと掘り下げたほうが、テーマがブレずに済んだんじゃないの?!


さて今回の評価ですが


700円です。


いろんなモノ詰め込んでる割には、ちっとも伝わってこないという残念な作品。
テーマぶれてる!
犬が押し出されてる映画のはずなのに、正直後半までは、あんまり犬の存在感ありません。
そして、とても切なく、救われない映画です。
「フランダースの犬」のような、救われなさです。(ネロォ~!パトラッシュゥ~!泣)


ところでこの映画、東京から太平洋沿岸部を北上し、北海道の旭川まで車で移動するので、震災前の東北のきれいな景色を、見ることができます。
それに関してのテロップも、上映後に流れました。



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