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マネーボール

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マネーボール



2003年に出版された「マネー・ボール」。
貧乏球団のGM(ゼネラルマネージャー)が、金持ち球団に勝つために見出した、新しい価値観を綴った、ビジネス書のような本です。

そんな本が映画になるの?

監督は「カポーティ」のベネット・ミラー。
脚本は「ブラックホーク・ダウン」のスティーヴン・ザイリアンと「ソーシャル・ネットワーク 」のアーロン・ソーキンが担当しています。(あの本からどんな物語にしてくれるのか楽しみです。)
本作の主人公、オークランドアスレチックスのGM、ビリー・ビーンにはブラッド・ピット。
現在も本人は活躍しており、松井も彼が獲得しました。
ところで、松井は来年どうなるんだろう??


みんな知ってるかもしれないけど、知らない人のために、そのときのアスレチックスがどうだったとかは、詳しく書かないでおきますね。



さて冒頭は、
2001年
ワールドシリーズ1歩手前の、アスレチックスVSヤンキース戦。
ハンディラジオを持って、落ち着かない様子の男。
ちょっと聞いては消す、でもしばらくすると我慢できなくなって聞いてみるが、すぐ消す。
そんなことを、繰り返すうち、結果が出た。
オークランドアスレチックスは、惜しくもワールドシリーズ出場を逃してしまう。
そのシーズンオフ。
アスレチックスから、主力3人がチームを離れていってしまった。
その穴を埋めるべく、新しい選手の獲得のための資金の捻出のため、オーナーの元を訪れるが…。



「俺達は金持ち球団のための選手育成工場か!」

そんな思いから、全てが始まります。
もともと、貧乏な球団が、金持球団に、一泡吹かせてやろうってんだから、気持ち良いはずですね。
しかも、耐えて耐えて耐えて、最後に花開くという、定番カタルシス。
これ以上ないという定番で、気持ちいい流れに、上品な画作り、魅力的なキャラクターに、情熱的な演技、
どれをとっても、申し分ない作品でした。
さらに、個人的には、野球という要素が、それに拍車をかけてます。


チームを好きすぎて、試合を見れないってのは、ファン心理としてものすごく共感できた。
昔、自分がテレビを見た瞬間から、大差で勝っていたチームが、急に打たれ始め、あっという間に追いつかれ、最後、逆転のホームランを打たれたことが、ありました
もうショックで、俺がテレビみると、チームが負けちゃうって思い込み、ラジオのみで、そのシーズン応援してたことがありました。
チームは、その年の日本シリーズに出場し、優勝が決まる直前まで我慢したんだけど、最後の最後、テレビを見てしまいました。
しかし、チームは見事勝つことができました。
その瞬間まで、テレビを見るのが怖くて怖くてしょうがなかった。
そんな事を、思い出させてもらいました。
野球好きじゃない人からしたら、ばかじゃんて思われるかもしれないけど、真剣にそう思う時があるんだよね。

このブラピ演じるGMが、いかにチームを愛しているかが、そんなところからも、ひしひし伝わってきます。

物語の根本は、費用対効果ですね。
今回言う効果とは、勝利を導き出すための要素を、根本的に見直した時に、浮かび上がる、みんな気づいていない価値のことです。
ですから、これは何も、野球界に限ったことでは、もちろんありません。
そう言った意味でも、自分の周りにあるもののうち、まだ価値が認められてないものを、見つけ出す事の重要性。
そんな風に見てもらえれば、野球に興味のない人も、楽しめるんじゃないかなあ。
過小評価されているモノに、スポットをあてる。
ビジネスの基本でしょうが、伝統と実績と格式等で、凝り固まった野球界には、さすがに簡単には受け入れられなかったのも納得です。

そんな新しい価値観を、大きく取り上げ実践した、GM役のブラピが最高です。
先週のショーンペンに続き、こないだのアホ映画は、なかったことにしましょう。
かなり激しい性格で、周りを振り回したりするものの、過去のトラウマに引きずられているというキャラ。
哀愁漂う、孤独な彼の表情と背中は、ものすごーく魅力的でした。
とにかく、今回のブラピの演技は、何もかも絶妙!!


そして、そのGMに、その価値観を与えるきっかけとなった、別球団の社員を演じた、ジョナ・ヒルが、また最高です。
どこか自信なさげな彼ですが、実は芯の通った強い男です。
自分の考えを見出されブラピに引き抜かれ、GMすらゆれそうになるのを、強く引きとめようとします。
最後GMに見せた、”おかわり君みたいな選手”のVTRが、まためちゃいい!
”だから野球は面白い”って言葉がピッタリ!!


まるで、この年のアスレチックの活躍は、1つの試合を見ているようです!
7回の裏の攻撃から、猛打爆発!
一気に点差をなくし、しまいには……。


とにかく中だるみせず、テンポ良く進みます。
わざと、焦らしてるとこはあるけどね。
最後の最後まで”現実”の面白さがあります。
”事実は小説よりも奇なり”といえば、それまでなんだけど、これは、監督やスタッフたちの、センスの良さと、努力の賜物だと感じます。

同じものを、他のスタッフが撮っても、これ程良くは、なってないでしょう。


さて今回の評価ですがMAXの


1800円です。


すごい!
あの本を、こんなドラマにしてくれた監督は、すばらしい!
野球の醍醐味、映画の醍醐味、それぞれの味が、バランスよくまざって、最高の一皿になりました。


自分の信じたものを貫き通し、それにより得た栄光こそが、彼を最高に満足させる。
これこそ男の仕事!!

オススメです!



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17:30 | 洋画(劇場) | edit | page top↑
Tue.

フェア・ゲーム

フェア・ゲーム




フェア・ゲーム



ニューヨークの、ワールドトレードセンターに、飛行機が突っ込む映像をリアルタイムで見た衝撃から、もう10年です。
その後アメリカは、アフガニスタン、イラクと戦争をすることになったんですが、今回はイラク戦争の発端となった、イラクにおける大量破壊兵器の存在にまつわる、国レベルの陰謀に巻き込まれた、ある女性とその家族の実話です。
いわゆる2003年に起きたプライム事件の映画化です。


ちなみに”フェア・ゲーム”とは、最適な攻撃対象、と言う意味らしいです。


冒頭は、
クアラルンプールの空港。
女性が歩いている。

「○○ケミカルズの○○です。」

と、迎えに来た者に告げた。
場面変わり、
会議室で待たされている、先ほどの女性。
大きなテーブルの向こうには、男が座っていた。

「叔父が来る前に、売込みしてみろよ!」

と、女性に声をかけた。
女性は、

「御社で開発された、植物性○○についてなんですが………。」

「出身は?」

「えっ…カナダです。」

その後、カナダ地元のホッケー話をする二人。
すると、秘書らしき女性が現れ、

「今日はお会いできませんので、自宅で開くパーティーで、話を伺います。とのことです。」

「イヤー、ご自宅までお伺いするのは…。」

すると、甥が、

「いやいや、どうぞ!ぜひ!」

場面変わって、
夜、先ほどの男の車の助手席に乗っている。
その女の正体とは……。



いわゆるポリティックサスペンスと、夫婦愛の2つの要素でなりたっています。



前述のポリティックサスペンスの部分は、非常にテンポよく描かれています。

今回は、国家による捏造により、情報を操り国民をある方向に導こうとします。

日本て国も、相当都合の良いデータのみを集めて、さもこうじゃなきゃいけないと、思わすように、アピールしてるよね。
ついこないだの、公務員宿舎問題でも、ウソはついていないものの、あからさまな都合の良いデータのみを集めて公表し、ある考えを導かせようとする。
1000兆円も借金があるのに、それって今やらなきゃいけないの?
子供で言ったら「クラスのみんな、DS持ってんだよ!持ってないの私だけなんだから、買ってよー!」って言うのと一緒だよね。
借金だらけの家庭なのに…。

そして、その陰謀にまんまと操作される世論。
メディアの影響力の大きさを、恐ろしく思うとともに、メディア自体責任感の無さも、かいま見える。

ちょっと話はそれるが、
ここ数年の、報道番組、特にワイドショーってイジメのように、ある個人を徹底的にたたく傾向があるよね。
ホリエモン、朝青龍、沢尻エリカ、市川海老蔵…。
ついこないだも、大王製紙の元会長の借金に関して、ニュースが多く流れていた時、どの番組見ても、ギャンブルが好きだったとか、金遣いが荒かったとか、ただのボンボンだとか、そんな報道ばかりだった。
私は、あまりにも額が大きすぎるので、

「もしかしたら、個人で用意した金を、経営状態の悪化した会社に全てつぎ込んで、最後は自己破産でもして、会社を立て直すつもりかもよ!もしそうだったら逆にすごいよね!」

などと、言ってみたりしてた。
ま、実際は、違ったみたいだけどね。
そんな風に、ある一方向をむきだした報道は、徹底的に倫理や道徳を振りかざし、異分子を滅多打ちに叩きのめす。

今回はそんなレベルの話ではないけど、みんながそう言うならそうなのかもしれない。
でも、もしかしたらそうじゃないかも?
なんか特別な、そうでなきゃいけない何か理由が、あるのかも?
と、一歩立ち止まってみるのも、大事なんじゃないのかって、あらためて思う。

ちょっと愚痴話も入れちゃいましたが、
そのような事が、番組プロデューサーのような、個人的な考え方ならば、抵抗のしようもあるが、国としての意思が絡んで、個人と対峙したら、それに対して個人は何ができるのか?


今回は、そんな、国家が世論を操ろうとした時に、異論を唱えた人間に対して、つぶしにかかるという構図のお話でした。
普段与えられている情報が、いかに誰かの意思が働いているかを、思い知らされましたし、恐怖も感じました。
コレが大昔なら、そんなこともあったのだろうと思うが、ついこないだの話なので、尚恐ろしいですね。



また、そんな現実に立ち向かうのは、夫婦という小さな小さなユニット。

この映画が描く、夫婦のあり方は、とてもリアルで共感できました。
諦めないことを、一度やめてみたら、すぐにおとずれる絶望感。
再び、諦めない事を決意したら、すぐ訪れる充実感。
夫婦の、この辺りの感覚が、これほどリアルに描かれているのは、正直驚きました。

この監督の目の付け所と、その表現力にびっくりでした。
ナオミ・ワッツ とショーン・ペンの演技の素晴らしさも、この作品のクオリティを大きく持ち上げている原因でしょうね。
ショーン・ペンは、こないだのクソ映画は、なかったことにした方がいいよ。


そんな2つのテーマが、うまーく絡み合ってて、どちらの要素もお互いを盛り上げている、すばらしい作品でした。


さて、今回の評価ですが、欠点がほとんど見当たりません。
ですからMAXの、


1800円です。


”イラクの大量破壊兵器の存在”という話をでっち上げ、戦争を起こしたブッシュ。
その裏でうごめく、それぞれの意思。
結果、多くの人の命を奪ってしまった。
そのことに関して、正式に謝罪もしていないのは、ホント腹立たしい。
あの、チェイニーの補佐官の憎ったらしいこと…。
「ハートロッカー」って映画で感じた苛立ちが、この映画を観て少しすっきりしました。

そして、夫婦であることに勇気が出る映画ですよ!
オススメです!





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Fri.

1911

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1911



私のジャッキー好きの話は、もういいですね。(笑)
私と映画の関係は、ジャッキーが作ってくれた、と言っても過言ではありません。
「ありがとう!ジャッキー・チェン!」

さて、今年に入って「カンフーパンダ2」で、声の出演はしていたけど、顔を見ていなかった、われらがジャッキー。
「お久しぶりです!」

で、ちょっと前から予告編で観て、この映画を楽しみに待っていました。
先日行われた、第24回東京国際映画祭特別オープニング作品でもあり、来日までしてくれました。
「いつもありがとう!ジャッキー!」

さ、若干テンション高めですが(笑)、本編はどうだったでしょう?!



冒頭は、
当時の中国の状況を解説。
その後、本編がはじまる。
女性が手かせ、足かせ、首かせ?をつけられ、町の中を歩かされている。
沿道には、たくさんの人だかりが出来ている。
彼女が望むのは、子供達が、安心して暮らせる世の中にすることだったようだ。
しかし、その歩く先で、役人が待ち受けていた。
その役人に、1枚の写真を見せられ、

「このまま死んだら、この子達がかわいそうだな。」

「いえ、全ての子供たちが、自分の子供です。」

と言い残し、処刑された。



あー、もうこの辺でいいかなぁ………。


非常に残念ですが、完全に中国人向けです。
世界で公開するなら、もっとグローバルな見せ方が、できなかったものなのだろうか?


この映画に出演しているキャラクターの中で、”人”として描かれているのは、孫文(そんぶん)と袁 世凱(えん せいがい)。
この二人以外は、非常に残念ですが、”記号”程度しか、描けていません。
ジャッキー・チェン演じる、孫文の片腕の黄興(こうこう)ですら、映画の中では、描けていません。
上の二人に関しては、しっかりキャラクターが出ていて、共感出来たり、感情移入することが出来ます。
それは、
その人が、どんな考えをもった人間なのか?
普段、どんな生活をしているのか?
どういった行動を、どのようにとる人なのか?
どうして、そう思ったのか?
そんなことが、描かれていたからだと思います。
しかし、2人以外の人達は、それのほとんどが、描かれていません。
もちろん今回は、ジャッキーのアクションは、ほとんどないって事は承知で見ました。
去年に続いて、今の、そしてこれからのジャッキーが、どう変わるのかってのを見たくて、映画館に行きました。
しかし、この映画の中での存在感は、ほとんどありませんでした。
画面には多く映っているのに、存在感がないという、非常に珍しいパターンです。


なぜ、こうなったのでしょう?
それはひとえに、辛亥革命という膨大なボリュームを、1本の映画にまとめようとしてしまったことが、最大の失敗です。
中国の方ならきっと、当たり前のように名前が出てくるキャラクターでしょう。
しかし、他の国の人が見たら、その人が辛亥革命においてどのような活躍、もしくは行動をとり、その後どうなったのかってのが、名前を見ただけでは浮かんではきません。
それなのに、教科書に載っているような人間を、片っ端から登場させ、しかも字幕で名前を表示させる、という急ぎっぷり、象徴的な出来事も、片っ端から描き、観ている人には、情報量が多すぎて混乱します。

しかも、私は字幕版で見たので、あまりの情報量に、ついていくのがやっとでした。
その字幕ってのも、白い背景のところに出してしまって見えなかったり、解説字幕と会話の字幕が同時に別のところの出たりと、まるで見ている人を無視した仕上がり。
最初にわずかだけど、日本語で解説を入れたのはいいと思うけど、本編の仕上がりは全然だめ。
こちらは、配給会社も反省しないとだめだね。


たとえば、日本の明治維新を1本の映画にしようとしたとき、あのたくさんいる登場人物を、全て画面に登場させ、象徴的な出来事も全て描こうとしたら、日本人ですら面白くないんじゃないの?
ある人間にスポットを当てて、その周りで起こる事件をその人の目で捉え、その人がどう感じ、その人がどう行動したのかっていうのが、ドラマだと思うんだけど。


では、どうすればよかったのかなあ?
コレは、1本の映画にするというのがあくまでも前提なのだとしたら、、革命における事件をそれぞれ描くより、ちゃんと人を描き、その周りで起きる事件のほうを、記号化するべきだったんじゃないかと思います。
じゃなきゃ、ただの教科書を映像で見たようになってしまい、そこに人の感情が絡んできませんので、ドラマがありません。


画的には、プライベートライアンを思わせるような戦闘シーンや、豪華なセット衣装など、お金はかかってるんだろうなあって、感じはします。


監督も脚本家も、こんな大事な映画を作ることができる腕は、無かったということでしょう。
コレがジョン・ウーあたりが撮っていれば、大スペクタクルになったんだろうし、チャン・イーモウが撮っていれば、重厚な人間ドラマになっていたんだろうけど…。


”歴史に残らなかった命の物語”ってコピーにも、かなり違和感!
確かに、たくさんの方が命を落とす場面は、出てきます。
しかし、肝心なその命に、フォーカスが当たってない。
この映画は、ジャッキーの映画じゃないんだよ、もともと!
タイトルどおり”辛亥革命”って映画なんだよ。
それを、誰かの映画ってするほど、それぞれ個人を取り上げているわけでも、ないんだし。


辛亥革命100周年の記念、と言うことで作られた映画なので、その集大成にしたかったと言うのは、理解できるけど、これじゃただの、年表に毛が生えたくらいだよ。


さあ、そろそろ今回の評価ですが、非常に残念な結果でした。


850円です。


ホントは、この作品のレビューは、来週にしようと思っていました。
でも、私自身がこの映画を”字幕版”で観てしまったことを、後悔してるんで、いち早く報告しなきゃ、と思い今週にしました。
これからご覧になる方は、”吹き替え版”での鑑賞をおススメします。
それと、辛亥革命に関してや、孫文(そんぶん)と袁 世凱(えん せいがい)の情報等は、勉強してから観に行ったほうが、いいかもしれません。



ところで今回は、ジャッキー出演映画100作目という、ある意味大事な映画でした。
どうも、その100作見ると、怪しい感じがしないでもない。(笑)
ジャッキーも怪しい感じみたいよ。(笑)

どれとは言わないけど、あのブームの頃には、ヒドイ作品もありました。
ブルースリーの映画などでも、そうだったけど、映画製作中、何らかの原因(ブルース・リーの場合はお亡くなりになりました)で、本人が出演できなくなった場合、普通なら、その計画はいったん白紙に戻して、最初からやり直すんだけど、当時の香港映画は、途中でも何でも、無理やり仕上げちゃってました。
途中から、ちょっと似てる代役を立てて、残りの部分を撮影しちゃいます。
その場合、妙なカットになります。
こちらが話しかけてるのに、なぜかずっと後ろ向いてしゃべったり、肝心の戦いのシーンでは、首から下やバックショットしか写さなかったり、中には、無理やりマスクをかぶる設定にしたりと、やりたい放題。
それ以外でも、権利の問題で、別な作品のわずかなジャッキーの映像を、別な作品に無理やり使ったりすることも、あったりしました。
ハッキリしないはずだよね。(笑)

では、最後に、あらためまして、

「ジャッキー!100作出演、おめでとうございます。これからも、あなたの姿を映画館で拝見し続けることを、楽しみにいたしております。ずっとお元気で、いてください。来週公開の『新少林寺/SHAOLIN』も楽しみにしてます。」




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18:00 | 洋画(劇場) | edit | page top↑
Wed.

ステキな金縛り

sutekinakanasibari.jpg

  ↑西田敏行、おもろい!



ステキな金縛り



去年の年末、「三谷幸喜のコトバのソムリエ ~人生を変える魔法の言葉~」って番組で、監督が、MCやってたんだけど、コレが、めちゃくちゃ面白かった。

クイズっぽくなってて、解答席にキャイーンの天野くんと、清水ミチコがいて、三谷幸喜はボケまくりで、天野君と清水ミチコが、突っ込みまくる。

三谷幸喜って人は、非常に魅力的ですね。
三谷幸喜って人が、テレビに出てると、すごく惹きつけられます。

そうは言っても、映画はちょっと、違う印象なんだよね。

彼の映画、今まで見てきましたけど、すべて、イマイチ好きにはなれませんでした。
つまらなくは無いんだけど、どうも親切すぎるのが、苦手なんだよねぇ。
今回は、非常に面白そうなプロットなんで、今までよりも、ちょっと期待しちゃってますけど、どうかなあ?



冒頭は、
夜、小高い丘を登った先に、洋館が見える。
そこに向かう、車が1台。
車の中から現れたのは女性。
その女性は、足早に玄関の扉を開け、入ってすぐの階段を上り、上った先の部屋に押し入る。
部屋の中には、男と女。
そして、女同士口論が始まり、大喧嘩になってしまった。
取っ組み合いの喧嘩の末、部屋を飛び出してしまった。
もみ合っているうち、一人の女が下に落ちてしまった。
場面変わって、
ベッドで目覚める、女性(=深津絵里)
寝ぼけているが、時計を見てビックリ。
慌てて、着替え始める
かばんに資料を詰め込み、部屋を出ると、キッチンで料理をする男性がいる。
とりあえず、その男に挨拶をして、家を飛び出していった。
ケータイで、上司らしき男に連絡。

「お前、何やってんだ!」

「今、向かってます!」

キキーーッ!!!!

「キャッ!」

「お前!死にてーのか!!!!」

「はあ!?ナニその態度!あんた名前は?!」

ブーン。
トラックは、行ってしまった。
再び、落ちた書類をかばんに詰め、走り出す。
向かった先は……。



親切過ぎに関しては、ちょっとは良くなってたけど、ずいぶんいろいろ詰め込んだなあ。
おかげで、知らなくていいことまで、知ってしまう、情報過多気味。
その辺は、相変わらず。
おかげで、上映時間は、若干長い。
よく言えば、サービス精神なんだろうけど、悪く言えば、押し付けがましいし、悪ノリとも感じてしまう。

でも、三谷幸喜って人は、その辺わかっちゃいるけど、やめられないんだ!って感じがプンプンする。
こうしておけばよかったかなあ、ってとこが、ホントはわかってるんじゃないかなあ。
でもノリで…みたいな。

犬を連れてくる場面が、あるんだけど、そのあたりから、おやおや?って感じでした。
(↓詳しくかけないので、私の気分の変化だけ、書いときます。)
あーあぁ、そんなことできちゃったら…………。
あーあぁ、やっぱそうか………。
あーあぁ、そうなるよな~……。
あーあぁ、……。
それまでは、多少なりとも残っていた、緊張感みたいなものが、すっかりなくなっちゃった。

それと、ある人が、途中死んじゃうのは、ビックリ!
ていうよりも、がっかり!
何で?
何のため?
それまでと、その後の、言ってることの価値が、ガクッと下がっちゃった。

そんな、ノリなのか?サービスなのか?なんだか分からないけど、細かい部分含めて、他にもいっぱいあって、それらが、せっかくの法廷劇の緊張感を壊し、せっかくのテーマを壊し、せっかくのカタルシスを、薄っぺらにしてしまってる。
もっともっと、気持ちのいい作品になり得たのに、ナゼ?


あと、気になっちゃったのは、
幽霊出すぎ。!
絶対出ちゃいけない幽霊も、出ちゃってるし…。
深ッチャンの○○まで出しちゃってるのなんて、そりゃ野暮ってもんでしょ。
西田落武者だけでも、良かったんじゃないの?
おかげで、落としどころも、安っぽくなってるし…。
最後に幽霊を見えなくなるのは、良いんだけどねぇ。


とまあ、イマイチ乗り切れないトコも有ったんだけど、まったくつまらないわけではない。
それがまた、三谷映画らしいっちゃぁ、らしいんだよなぁ。

”笑い”ってコトだと、西田敏行。
彼の妙な演技は、かなりツボでした。
それと、生瀬さんは卑怯です。(笑)
この2人には、かなりやられました。
声出して笑ったのは、とにかくこの2人のシーン。
あとは、クスクスって位でした。

あと、相変わらずですが、深っちゃんはキュートですなあ。
上の2人とは、別の意味で、非常に魅力的なキャラでした。
キャラといえば、びっくりする人が、びっくりするところで、出てきてます。(エンドロールも良く見てね!)
北海道のスターが、あんなところに…。


さて、今回の評価ですが、


1400円です。


見ている間だけ、楽しい気分になる映画。
そうしたかったのであれば、成功でしょう。
私は、鑑賞後に引きずらない作品は、あまり好きじゃないので、この作品はイマイチでした。

三谷幸喜のファン、イヤ”三谷幸喜の映画”のファンのための、映画って感じもしました。
三谷映画のファンの方は、楽しめたのではないでしょうか。




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15:00 | 邦画(劇場) | edit | page top↑
Fri.

カウボーイ&エイリアン

cowboysaliens.jpg




カウボーイ&エイリアン



グラフィック・ノベルが、原作だそうです。
突拍子も無いですね(笑)
日本で言ったら、「侍&宇宙人」です。
ちょっとふざけたコメディ作品か、子供向けかなあ、って思っちゃうよね。

でも、製作総指揮のスピは、

「なぜ映画化されなかったのか不思議なほど、すごい原作。」

監督のジョン・ファヴローは、

「西部劇とクラシックなSFの、どちらにも敬意を表するものだった。伝統的な西部劇と現代ハリウッド技術の結集であるSFという、ハリウッドが未だ足を踏み入れていない領域。とてもよくできていると思ったし、西部劇を現代に合わせて作ることができるいい機会だと思った。」

と真面目に語っている。


スピは以前、「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」でも、SFと西部劇の組み合わせで作品を作っている。
その時のインタビューで、私の記憶が確かなら、

「西部劇は、憧れの存在。いつかやりたかった。自分らしさをプラスして、こういう作品にした。」

みたいなことを、語っていたと思う。
他の監督からも、やはり西部劇への憧れみたいなものを、聞いたことがある。
アメリカ人監督は、憧れるモンなのかなあ?(歴史が浅い分、執着したがるのか?)

日本人監督でも、時代劇に対して、そんなコメントを聞いたことがある。
最近は、三池監督がしていたと思う。
そんなモンなのかね。



さて、冒頭は、
荒野で、強い日差しの中、目が覚めた男。
辺りを見回しても、誰もいないようだ。
自分を見返すと、右の脇腹に傷がある。
服はボロボロ。
そして、左の手首に、金属製の大きな腕輪のような物が、はめられていた。
外そうとしても、全く外れそうに無い。
すると、
馬に乗った3人のガラの悪そうな男が、近づいてきて、周りを取り囲んだ。

「おい!○○までの道は、どっちだ?!」

「…。」

「おい!お前耳ついてんのか!」

「……。」(睨み返す。)

その、反抗的な態度に腹を立て、ライフルに手をかけようとした瞬間…。
あっという間に、3人を殺した。
その3人の死体から、服と銃と金と馬を奪い、近くの町に向かった。
町外れに馬を止め、近くの家の扉をノックした。
しかし返事が無い。
そっと扉を開け、家の中に入る。
気配も感じないので、まず水を飲み、血や砂で汚れた顔を洗っていた…その時。

「カチャ」

背後には、銃を構えた男が立っていた。
しかし、その傷ついた様子を見た男は、銃をおろした。



まさしく、西部劇への憧れと、自分らしさの融合。
所詮こんなもんだろうなあ、と想像していたより、つまんなかった。
アホみたいなんだよなあ。
まるで緊張感が無いし…。


ぬるい…、
ぬるすぎる…………。

「あっ!パパおかえりー!」

「先に、お風呂入っちゃう?」

「うん、今日ちょっと汗かいたし、飯より先に入ろうかなぁ。」

「私達(妻と娘)2時間以上前に入っちゃったから、沸かしなおすね。」

「あ、いいよいいよ!ふた閉めてあるんなら大丈夫だよ!もったいないし。」

「そう?大丈夫?」

「うん、大丈夫、大丈夫!」

……。
………。
…………。
……………。

「ママー!ゴメーン!やっぱ湧かしなおしてー!」

ってくらい、ぬるい!(←アホか!)


なんかもう、ホントぬるいお風呂に入っているようで、満足感が無い。
このまま浸かっていたら、いずれ風邪ひきそう。
うーーさぶっ!



エイリアンが得体が知れなくて、人間が次々にやられちゃうってトコまでは、まあまあ観ることができた。
でもなんとなく、わかり始めてからの話の展開の雑さったらヒドイ。
はじめはもう、全く手出しなんか出来なかったエイリアンが、だんだん弱くなってんの。(←よくある展開だね)
宇宙人の戦闘機みたいのなんて、はじめは姿も見えないほど早かったのに、いつの間にか馬と同じスピード。(えっ!車よりおせーの?!)
そんでまた、カウボーイスピリッツみたいの持ち出して、対等に戦っちゃう。(そんなんで済む問題?精神論?)


あと、きっと、こじんまりすんだろうなあ、って思ってたんだけど、中途半端にデカくしちゃってんだよね。
なぜ?あそこまでデカくするんだ?
”パラノーマルアクティビティ”とまでは、いかないにしても、もうちょっとコンパクトな話で、密度濃くしたほうが、良かったんじゃないの?
そのほうが、テイストは変わっちゃう(ホラーっぽい)けど、緊張感やテンポはよかったと思う。


で、また出たよ!
”いつも”の宇宙人。
今回は”いつも”の奴のお腹に”隠し腕付き”。(ジ・オか?)
でも、もうさすがに、このデザイン飽きたわぁ…。
全身タイツの人型で、英語をしゃべる方が、おもろいぞ!


お尋ね者で、過去エイリアンと接触したことがある男に、ダニエル・クレイグが扮している。
相変わらず、カッコイイ事は確か。
でも、この作品には合っていないし、こんな役では気の毒な感じ。

ハリソン・フォードは、さすがに馴染んでいたが、やはりこんな役では気の毒な感じ。

あと脇役で、デヴィッド・ボウイの息子の出世作「月に囚われた男」の、サム・ロックウェルが出てるが、無駄遣いにしか見えない。
ほとんど、彼一人で作られた「月に囚われた男」が、なかなか面白かっただけに、こんな役で出てんの?と首をかしげる起用に感じる。

みんな、よく出演したなぁ。
キャストで客呼ぼうってのが、バレバレだね。
この映画観て、それぞれの役者のことが好きになることは、無いと思う。


いわゆる西部劇で、カウボーイ達の敵を、”エイリアン”って、また誰にも文句言われなそうな相手にして、上手くやろうとしたんだろうが、あまりにも相手が悪すぎて、残念ながら世界観自体が、成立していない。



さて、今回の評価ですが、


600円です。


そして今回も、予告編で見せすぎてて、画的にちっとも新鮮に感じない。
物語も詰めが甘く、大人の鑑賞には、とても堪えられません。
子供向けなのかなぁ?!


時代劇+SFでは、”戦国自衛隊”は、子供の頃観て、衝撃的だったなあ。
千葉真一の方ね!


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